松江市東出雲町に拠点を構える社会福祉法人です。地域の福祉・介護に全力で貢献します。

草雲会 お知らせ版

~介護ワンポイントアドバイス その1 食を楽しみながら~

あけましておめでとうございます。新年を迎え、草雲会スタッフも気分を一新してがんばろうと思っておりますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、このコーナーでは高齢者の生活の様々なシチュエーションにおいて、少し手を加えると暮らしがしやすくなったり、楽しさが増したりすることなど、その季節の話題にも触れながらご紹介させていただこうと思います。

さて、お正月の食べ物といえば、皆様何をイメージされますか?やはり日本人は「お餅」ではないでしょうか。

「お雑煮」「ぜんざい」「焼きもち」「みぞれ餅」など・・、こうして書き連ねているだけで何だか心がワクワクしてきます。ところが、お餅には良いイメージだけではなく「喉に詰まりやすい(特に子どもや高齢者)」という悪いイメージもあり、お正月のご馳走の中でも「つまりやすいから・・」と敬遠されてしまい、残念な思いをされている方もしばしばあるのではないでしょうか。

そこで一工夫!東寿苑ではお餅つきの際にサツマイモを練りこんでおきます。そうするとお芋のホクホクした質感が加わることで、お餅の粘着性が少し抑えられ、高齢者の方でも食べやすくなるのです。

その上で、安全に召し上がっていただくための見守りは必要だと思いますが、ただ「ダメ」というのではなく、ひと手間かけることで、お年寄りの方に昔なじみの日本の文化を味わっていただくことが出来れば幸いと思い、毎年行事で行なっています。

これからも色々な季節の中で、お年寄りの方の暮らしや介護のワンポイントアドバイスをしていくことが出来れば思っています。よろしくお願いします。

(東寿苑居宅介護支援センター 主任ケアマネジャー 菅原 朋代)

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